
データベースは非常に便利なツールです。膨大なデータを追跡できるだけでなく、データの検索と利用も簡単に行えます。デスクトップでデータベースを操作するのは非常に簡単です。LibreOfficeのような、強力なデータベースと豊富な機能を備えた本格的なオフィススイートを利用することもできます。しかし、もしメインで使っているデバイスがAndroidだったらどうでしょう?残念ながら無理ですか?実は、いくつか選択肢があります。これらのオプションはデスクトップ版ほど強力ではないかもしれませんが、モバイルAndroidデバイスにローカルデータベースを簡単に保存できます。
そのようなデータベースツールの一つがPortoDBです。このモバイルデータベースは無料で、使い方も習得も非常に簡単です。PortoDBは、余計な機能でユーザーを圧倒することはありません。シンプルなインターフェースで、それ以上のことは考えず、ユーザーフレンドリーなデータ保存手段を提供します。データベースを作成し、テーブルを追加したら、テーブルにデータを追加していきます。すべてのデータは、デバイスの内部ストレージにある「PortoDB」というフォルダに保存されます。クラウドやアカウントは必要ありません。データベースをCSVリストとしてエクスポートし、モバイルデバイス以外でも使用できます。
PortoDB をインストールして、データベースの作成がいかに簡単かを見てみましょう。
インストール
PortoDBのインストールは簡単です。以下の手順に従ってください。
- Android デバイスで Google Play ストアを開きます。
- portodbを検索します。
- PortoFarina のエントリを見つけてタップします。
- [インストール]をタップします。
- インストールが完了するまで待ちます。
インストールが完了すると、ホーム画面またはアプリドロワーにランチャーが表示されます。アイコンをタップしてソフトウェアを起動してください。
データベースの作成
PortoDBをインストールしたら、最初のデータベースを作成しましょう。アプリを開くとメインウィンドウが表示されます(図A)。PortoDBはサンプルデータをインストールしないため、作業用の空白のキャンバスが表示されます。
図A

データベースを作成するには、右上の「+」ボタンをタップします。オーバーレイウィンドウでデータベース名を入力し、「OK」をタップします。新しいデータベースがメインウィンドウに表示されます。それをタップしてテーブルウィンドウに入ります(図B)。
図B

右上の「+」ボタンをタップして新しいテーブルを作成します。テーブルに名前を付け、必要に応じてパスワードを設定して「OK」をタップします。満足のいく結果が得られるまでテーブルを追加し続けます。テーブルを作成したら、いずれかのエントリをタップしてデータを追加できます。テーブルウィンドウで、メニューボタン(右上の縦に並んだ3つの点)をタップし、「新しい列」をタップします。列に名前を付け、列の種類(図C)を選択して「OK」をタップします。
図C

必要な列を作成したら、データの追加を始めましょう。テーブルウィンドウ内でメニューボタンをタップし、「フォームビュー」を選択します。このビュー(図D)からデータの入力を開始できます。
図D

すべてのデータフィールドに入力したら、「+」ボタンをタップしてエントリを追加し始めます。テーブルにデータを入力するまで、この操作を繰り返します。データの入力が完了したら、テーブルビューに切り替えてデータを確認できます(図E)。
図E

データのエクスポート
テーブルデータをエクスポートしたい場合は、メインウィンドウからデータベースをタップし、メニューボタンをタップして「すべての行をエクスポート」をタップし、プロンプトが表示されたら「OK」をタップするだけです。新しい.CSVファイルは/Local/PortoDB/Export/DB_NAME.csv(DB_NAMEはDATABASE-TABLEの形式)に保存されます。このファイルをGoogleドライブアカウントにコピーすれば、そこに含まれる情報を利用できます。
創造し続ける
PortoDBを使えば、必要な数のデータベースを作成でき、各データベースには必要な数のテーブルとデータを含めることができます。MySQLなどのデータベースサーバーにあるような機能は備えていませんが、外出先で簡単にデータを追跡したいなら、PortoDBは優れたソリューションです。ぜひ試してみて、頼りになるモバイルデータベースアプリになるかどうか試してみてください。