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ステファニー・オルセン
2台のキャデラックSTSセダンのプロトタイプには、無線アンテナとコンピュータチップが搭載され、路上での車両間通信を可能にしています。GPSアンテナは、車車間(V2V)システムを構成する3つ目のコンポーネントですが、生産中のキャデラックにはGPSが標準装備されています。すべての写真はサンフランシスコのPac Bell駐車場で撮影されました。
ステファニー・オルセン

キャデラックSTSセダンの車内には、無線通信システムが強化されています。ダッシュボードにはデジタルディスプレイが備えられており、車両が4分の1マイル以内に接近するとアイコンが表示されます。車両が警告距離内に近づくと、アイコンは緑から黄色に変わります。衝突の可能性が高まると、アイコンは赤に変わり、シートが振動してドライバーに停止または車線変更を促します。自動ブレーキ機能をオンにすると、そのような事態が発生した場合に車両が直ちに停止します。

キャデラック STS セダンのボンネット。白い GPS センサー (左) と黒い無線アンテナ (右) が付いています。

キャデラックSTSセダンのトランク内部。キャデラックのプロトタイプ自体には、トランク内に4台のコンピューターに加え、GPSシステムと無線通信モジュールが搭載されている。しかし、5年から10年後に生産準備が整う頃には、GMはソフトウェアの大部分を単一のチップ、つまりファームウェアに統合する予定だ。

左はGMのシニアリサーチエンジニアであり、V2V技術を開発した4人のエンジニアの1人であるプリヤンタ・ムダリゲ氏。右はGMの電気・制御統合ラボでプロトタイプの開発に携わったスタッフリサーチエンジニアのハリハラン・クリシュナン氏。
- アフターアワーズ