Windows 10 リモートデスクトップアプリを使ってリモート接続する方法 - TechRepublic

Windows 10 リモートデスクトップアプリを使ってリモート接続する方法 - TechRepublic

画像: Getty Images/iStockphoto

Windows 10では、リモートワークステーションまたはサーバーに接続するためのツールが2つ提供されています。1つはWindows 10に組み込まれている従来のリモートデスクトップ接続ツール、もう1つはWindowsストアから入手できるリモートデスクトップ用のWindows 10ユニバーサルアプリです。2つのツールは似たような機能を提供しますが、見た目と動作が異なります。既に従来のバージョンをご利用いただいている場合でも、そうでない場合でも、ユニバーサルアプリを試してみることをお勧めします。

参照:在宅勤務の方法:ITプロのためのテレワークとリモートワークのガイドブック(TechRepublic Premium)

まず、Windowsストアからリモートデスクトップアプリをダウンロードしてください。インストール後、「スタート」ボタンをクリックし、アプリの一覧を下にスクロールして、リモートデスクトップのショートカットを選択します。「アプリとデスクトップに接続」ウィンドウで、右上の「追加」ボタンをクリックします。ここでは2つの選択肢があります。組織が既にセットアップ済みのリモートPCのフィードを提供している場合は、「リモートリソース」オプションをクリックして、そこから先に進みます。提供されていない場合は、「デスクトップ」オプションをクリックします(図A)。

図A

「デスクトップの追加」ウィンドウで、接続先のPCの名前またはIPアドレスを入力します。「ユーザーアカウント」の下にあるドロップダウンメニューをクリックし、ユーザー名を選択するか、セキュリティ上の理由から「毎回確認する」に設定したままにしておきます。「表示名」フィールドに、必要に応じてこの接続の名前を入力し、「保存」をクリックします(図B)。

図B

接続はアプリのホーム画面にタイルとして表示されます。タイルをクリックするとPCに接続できます(図C)。

図C

ユーザー名とパスワードを入力し、「接続」ボタンをクリックします。証明書を受け入れて接続するかどうかを尋ねるウィンドウが表示されます。リモートPCのIDに間違いがない場合は、「今後この証明書について確認しない」チェックボックスをオンにして、「接続」をクリックします(図D)。

図D

これでリモートPCに接続できました。リモートデスクトップ画面にはいくつかのオプションが表示されます。画面上部の「ズーム」ボタンをクリックすると、画面を拡大・縮小できます。省略記号ボタンをクリックすると、右側に細いペインが表示されます。そこから「全画面表示」アイコンをクリックすると、全画面表示とサイズ変更可能な小さいウィンドウを切り替えることができます。リモート接続を終了するには、「切断」アイコンをクリックします(図E)。

図E

ウィンドウを最小化してタスクバーアイコンに縮小したり、最大化アイコンをクリックしてウィンドウを全画面表示にしたり、復元アイコンをクリックしてサイズを変更可能な小さいウィンドウに戻したりできます。Xをクリックするとリモートセッションが終了します。Xをクリックすると切断されます。

ホーム画面で、作成した接続の省略記号アイコンをクリックします。接続を編集して、名前、IPアドレス、または資格情報を変更できます。接続を削除することもできます。「このウィンドウで開始」オプションを選択してリモート接続を開始します。また、すぐにアクセスできるように、スタートメニューにピン留めすることもできます(図F)。

図F

「編集」オプションをクリックします。接続の設定で、「詳細を表示」リンクをクリックします。ペインを下にスクロールすると、追加の設定が表示されます。ここでは、接続をグループに保存したり、組織でファイアウォール外のリモート接続にリモートデスクトップゲートウェイを使用している場合はゲートウェイを設定したり、マウスボタンを入れ替えたり、ディスプレイ設定を調整したり、リモートコンピューター経由で使用するローカルリソースを指定したりできます(図G)。

図G

最後に、すべてのリモート接続に関する特定の設定を調整できます。ホーム画面で、上部にある「設定」アイコンをクリックします。ここでは、すべての接続に使用するユーザーアカウントの選択、リモートデスクトップゲートウェイの追加、接続を保存するグループの作成、各接続を全画面で開始するか新しいウィンドウで開始するかの指定、ウィンドウのサイズに応じて画面を拡大するかどうかの設定、キーボードショートカットを使用するタイミングと場所の設定、画面のタイムアウトの防止などが行えます(図H)。

図H

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