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シンテフ
ノルウェーの研究機関Sintef社が開発中の、水を噴射するロボットヘビ「アンナ・コンダ」をご紹介します。人間にとって危険な状況下で救助隊員を支援することを目的としています。Sinteff社は2003年に「スネークファイター・プロジェクト」を立ち上げ、全長3メートルのデモ機を開発しました。このロボットは、ヘビのような様々な推進力を発揮します。さらに、頭を上げて水を噴射することも可能です。
シンテフ

このロボット水蛇の主な用途は、極めて危険な状況下で救助隊員を支援することです。将来のアンナ・コンダは、炎上中の建物に侵入したり、トンネル火災の消火活動にあたったり、地震の瓦礫の中を滑るように移動したりできるようになります。開発者たちは、このロボットが酸素マスクや通信機器などの重要な物資を救助隊員に運ぶのにも使用されることを想定しています。rnrn
左は、完成した装置が消火活動を行っている様子を示したイラストです。

このロボットスネークの背後にあるアイデアは、消防ホースに水圧バルブとアクチュエーターを装備し、生物のヘビのように前進できるようにすることです。しかし、普通の水は腐食性があり、潤滑性が低いため、長期間にわたって動作する小型油圧部品を製造するのは困難だと、シンテフ社のスネークファイター・プロジェクト広報担当、パル・リリェバック氏は述べています。そのため、エンジニアたちはスネークロボットの各関節を動かすために使用する小型水圧バルブを特注で製作しています。

設計者は、ロボットの油圧パワーによって、重い物体を片付けたり、壁を突き破ったりすることさえ可能になると考えています。rnrn
右、覆われたアナ・コンダの顔に水ノズルが付いています。

初期のデモンストレーションでは、Anna Konda が働いている様子が紹介されています。

このイラストは、ロボットヘビがトンネル内の火災と戦う様子を示しています。
- アフターアワーズ