
Googleドライブに保存した動画の編集が、さらに簡単になりました。8月21日より、Googleのブラウザベースの動画エディタ「Google Vids」で動画ファイルを直接開くことができるようになりました。事前にダウンロードする必要はありません。つまり、ドライブで動画をプレビューしながら、クリップのトリミング、音楽の追加、テキストの重ね付けなど、ワンクリックで簡単に行えます。
追加のアプリは不要
これまで、ドライブは動画を保存して再生するだけの場所に過ぎませんでした。変更を加えるには、ファイルをダウンロードして別のアプリを開く必要がありました。新しいVidsショートカットでは、対応動画をプレビューする際に「開く」ボタンが表示されます。このボタンをクリックすると、Google Vids内でファイルが起動し、簡単に編集できます。
完了したら、完成したクリップを Vids からエクスポートする必要がありますが、このプロセスにより、多くのやり取りが省略されます。
Google の最近の AI ツールの追加について詳しくご覧ください。
あなたにできること
Google Vids はプロの編集者に代わるものではありませんが、次のような一般的なニーズに対応します。
- 長いクリップをトリミングする
- 音楽やキャプションを追加する
- テキストまたはシンプルなグラフィックを重ねる
これは、休暇のハイライト、授業のプロジェクト、誕生日のビデオなどを友人や家族と共有する前に簡単に仕上げることができる機能です。
Google Vidsの制限
いくつか注意点があります。動画は35分以内、かつ4GB未満である必要があります。Vidsショートカットは、MP4、QuickTime、OGG、WebMなどの一般的な形式をサポートしています。
この機能は段階的に展開されており、表示されるまで最大15日かかる場合があります。ほとんどのWorkspaceおよびEducationユーザーではデフォルトで有効になっていますが、管理者によって無効にすることができます。
これがなぜ重要なのか
Googleはドライブに着実にメディア機能を追加してきました。昨年は動画プレーヤーをアップデートし、そして今回、ユーザーが現在メディアを扱う際に期待する編集機能、つまり既に使用しているアプリに高速で軽量なツールを組み込むという手法を反映した編集機能を組み込みました。
日常的に使うユーザーにとっては、使い分けるアプリが一つ減ることになります。学生、フリーランサー、あるいはドライブに動画を保存する人にとって、このプラットフォームは単なるストレージロッカー以上の存在となります。
この最初のステップは基本的な編集に重点を置いていますが、Google は自動字幕や言語翻訳などの AI ツールを導入してこの機能を簡単に拡張し、TikTok や Instagram でユーザーが慣れている機能に追いつくことができます。