Outlook でメールの送受信オプションを無効にする - TechRepublic

Outlook でメールの送受信オプションを無効にする - TechRepublic

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ユーザーは Outlook 経由で電子メールの送受信の両方を行う必要はなく、どちらか一方だけを選択できます。

ほとんどの人はOutlookをメールの送受信に使用していますが、中にはどちらか一方だけを使いたい、あるいは両方を使いたくないというユーザーもいるかもしれません。幸いなことに、Outlookはメッセージの送受信を設定することができますが、そのオプションはメールオプションのセクションにはありません。

Outlook をメッセージの送信のみ、または受信のみに設定するために、次の手順を実行します。

  1. 「ファイル」タブをクリックし、「ヘルプ」の「オプション」を選択し、左側のペインで「詳細設定」を選択します。Outlook 2003および2007では、「ツール」メニューから「オプション」を選択し、「メール設定」タブをクリックします。
  2. [送受信]セクションの[送受信]ボタンをクリックします。
  3. 変更するアカウントを選択し ([すべてのアカウント] が唯一の選択肢である可能性があります)、[編集] をクリックします。
  4. [アカウント オプション] セクションで、適切なオプション ([メール アイテムの送信] または [メール アイテムの受信]) のチェックを外します。
  5. [OK]、[閉じる]、[OK]の順にクリックします。

これで完了です。Outlook ではこれまでと同様に両方のオプションが提供されますが、アカウントは新しい設定に従って動作します。

送信操作を無効にしても、Outlook は引き続きユーザーによるメール作成を許可します。その後、ユーザーが送受信操作を開始すると、Outlook はメッセージを送信トレイから送信済みフォルダに移動しますが、実際には送信されません。また、送信されたことをユーザーに通知することもないため、このオプションは慎重に使用してください。ユーザーは、実際にはメールを送信していないのに、送信していると思い込んでしまう可能性があります。また、Outlook がメールの送受信を停止したというユーザーからの報告にも、このオプションが原因として考えられます。多くの場合、ユーザーは気付かずに誤ってこの機能を無効にしていることがあります。

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スーザン・ハーキンス

スーザン・セールス・ハーキンスは、デスクトップソリューションを専門とするITコンサルタントです。以前は、世界最大の技術雑誌出版社であるコブ・グループの編集長を務めていました。

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